広島が37イニングぶり得点 新井監督も安どの笑顔 1番の野間が二塁打で好機演出、小園の遊ゴロ間に生還

 1回、右翼線に二塁打を放つ野間(撮影・山口登)
 1回、生還した野間を迎える新井監督(右)=撮影・山口登
 1回、生還した野間(中央)を迎える広島ナイン(撮影・山口登)
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 「阪神-広島」(10日、甲子園球場)

 広島が小園の内野ゴロの間に先制し、チーム37イニングぶりの得点を挙げた。

 初回、先頭の野間が阪神先発・伊藤将から右翼線に二塁打を放ち、チャンスメーク。菊池は初球で犠打を決め、1死三塁。ここで小園が遊ゴロを放ち、その間に野間が生還。先制に成功した。新井監督からも安どの笑みが浮かんだ。

 5試合ぶりの得点に、左翼スタンド上段の一角を赤く染めた鯉党も、大盛り上がりだった。

 4日・ヤクルト戦(マツダ)の八回に、4得点して以来の得点。前カードの中日戦(マツダ)では0-1、0-4、0-1で3試合連続完封負け。9日は阪神投手陣の前に、わずか3安打に抑え込まれ、0-1で敗戦。リーグ、球団ワーストに並ぶ4試合連続完封負けを喫していた。

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