広島 2戦連続完封負けの新井監督「ヒット自体は出ているので、もう少し」

 試合終了後、スタンドに一礼し引き上がる新井監督(撮影・市尻達拡)
 7回、右中間への三塁打を放った田村(撮影・市尻達拡)
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 「広島0-4中日」(6日、マツダスタジアム)

 広島が大拙攻で2試合連続完封負けを喫した。先発野手全員安打を記録するも、最後まで本塁が遠かった。

 初回は1死一、二塁で無得点。七回は先頭の田村がプロ初の三塁打を放つも後続が寸断された。八回は1死満塁で坂倉、田村が凡退し、スタンドからはため息が漏れた。2戦連続完封負けは昨年の開幕1、2戦目以来、約1年ぶり。チームは2連敗で借金1となった。新井貴浩監督(47)の一問一答は以下の通り。

 -ヒットは出たが。

 「そうだね。もう少しだと思うね。みんな徐々にバットは振れてきている。ヒット自体は出ているので、もう少しだと思います」

 -悲観するものではない。

 「もちろんそうでしょう」

 -来日初登板初先発のハッチは5回102球で3失点。

 「初登板でちょっと球数が多くなったけど、よく投げてくれたと思いますよ」

 -キャンプ中は走者を背負っての投球が課題だった。

 「すごく改善されていた。クイックも速くなっているし。また次の登板に備えてもらいたいと思いますね」

 -投球テンポも工夫。

 「いろいろ吸収しようと、クイックも改善しようと取り組んでくれている。また次の登板に期待したい」

 -5日の試合でベンチ入りを外れた野間がベンチ入りした。

 「日にち薬だと思うから、また明日の状態を確認してから決めていきたい」

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