開幕連敗の広島に非常事態 シャイナーが右手指剥離骨折、レイノルズは左肩痛で登録抹消 野手コンビが開幕3日目でまさかの離脱

 2回、右手を痛めベンチに下がるシャイナー=30日
 DeNA戦の広島のスタメン
2枚

 広島のマット・レイノルズ内野手とジェイク・シャイナー内野手が31日、出場選手登録を抹消された。シャイナーは右手中指のPIP関節剥離骨折、レイノルズは左肩痛。開幕3日目にして、チームは非常事態に陥った。

 シャイナーは開幕から2戦連続スタメン出場。しかし、前日の試合での守備で打球に飛び込んだ際に右手指を突き指。三回から途中交代していた。その日のうちに横浜市内の病院を受診し、剥離骨折の診断を受けた。オープン戦は打率・111で終えたものの、開幕戦では二塁打を放つなど、状態を合わせてきていただけに、無念の離脱となった。

 レイノルズは2月のキャンプ中に一時期、左肩の違和感を訴えて、別メニュー調整する期間があった。その後は戦列に復帰し、開幕から2戦連続でスタメン出場していたが、左肩痛が再発した模様。前日は七回で途中交代していた。

 代わって、中村奨成と二俣が1軍に昇格。この日から1軍に合流した。レイノルズとシャイナーの2人も横浜スタジアムに姿を見せたが、練習には参加していない。

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