「オープン戦、広島－中日」（１０日、マツダスタジアム）

　広島のジェイク・シャイナー内野手がオープン戦１９打席目にして初安打を放った。

　「６番・一塁」でスタメンに名を連ねた。オープン戦出場７戦目にして初めて、４番以外の打順で起用された中、二回２死で迎えた１打席目で相手先発・大野の真ん中に入ってきた１４２キロ直球を強振。打球は右中間を抜けて、二塁打となった。ベンチに戻るとナインとハイタッチを交わし、笑みもこぼれた。

　シャイナーは昨季３Ａで３０発を放った大砲。オープン戦ではこれまで無安打で、８日の試合後には「自分自身が良いバッターではないと見えているかもしれないが、常に一生懸命プレーして、いいバッターになろうと研究して、学んで日本の野球に適応しようとしている。早くそうなれるように頑張りたい」と話していた。