広島期待の2助っ人が入団会見 レイノルズは「守備が強み」シャイナーは「我慢強い打者と思う」と自己分析
広島の新外国人、マット・レイノルズ内野手(33)=前レッズ傘下=とジェイク・シャイナー内野手(28)=前マリナーズ傘下=が30日、マツダスタジアムで入団会見に臨んだ。
自身のセールスポイントを問われると、レイノルズは「守備が強み。そこを見てほしい。打撃は逆方向にしっかり打ち返すスタイル。逆方向に長打を打てるパワーも持ち合わせている」と胸を張り、シャイナーは「(自分は)我慢強い打者だと思う。我慢強いけどアグレッシブに行く時はアグレッシブに」と自己分析した。
ともに右打ちで、レイノルズは内野全てをこなせる万能プレーヤー。昨季は3Aで22本塁打を記録しており、パンチ力もある。シャイナーは本職が三塁で、一塁と外野も守れる。メジャー経験こそないが、マイナー通算102本塁打。昨季はマリナーズ傘下の3Aで30本塁打、105打点だった。右方向にもアーチを描けるパワーも魅力だ。
今季に向け、レイノルズは「とにかく毎試合、一生懸命に力を出し切ることを約束する」と呼びかけ、シャイナーは「楽しみながら野球をやりたい」と結んだ。チームは昨季、リーグ5位の493得点。日本一に輝いた阪神とは62点の開きがあった。得点力不足解消へ、2人のバットに期待が高まる。