広島・中村奨 志願の護摩行初参加「自分を変えたい」「まだまだカープで野球がしたい」7年目へ決意新た

 護摩行に初めて挑み炎の前で経を唱える中村奨(撮影・市尻達拡)
 初の護摩行を終え取材に応じる中村奨(撮影・市尻達拡)
 護摩行初日を終え手を合わせる(右から)中村奨、会沢、堂林、末包(撮影・市尻達拡)
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 広島の中村奨成捕手(24)が9日、鹿児島・最福寺で初の護摩行に参加し、今季への決意を新たにした。

 会沢に直訴して実現した今回の護摩行。中村奨は「6年間毎年同じような結果だったり、そういうこともあったので、何か一つ自分を変えたいという思いでお願いしました」と強い決意で臨んだ。

 護摩行は8年連続8回目となる会沢、堂林と、中村奨と同じく初参加の末包の4人で行った。約1時間、2メートルにまで燃えたぎる火柱の前に居座り続けた。中村奨は「想像の倍以上きつかった」と言いながら一歩も引くことはなかった。隣で行を行った会沢も、「よく頑張っていました」と合格点を与えた。

 火の前で一番に考えたことは「やっぱり野球のこと」と中村奨。昨季は18試合で打率・150、本塁打も2年連続なしと17年のドラフト1位も7年目となる今季は勝負の1年となる。「まだまだカープで野球がしたいですし、自分自身このまま終わってしまったら悔いが残る。ここをスタートとして、今年1年間野球に向き合えるようにやっていきたい」と決意を述べた。

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