新井カープの未来を照らした末包の三振 評論家「(新井監督の)思いは伝わってきた」

 「広島東洋カープ1-3横浜DeNAベイスターズ」(20日、マツダスタジアム)

 広島はDeNA・東に7回で1得点に抑えられ、八、九回も反撃ならず敗戦。3位・DeNAと1ゲーム差の2位ながら自力2位の可能性が消滅したが、デイリースポーツ評論家・岡義朗氏(69)は「新井監督の“未来にかける”思いは伝わってきた」と七回の反撃を振り返った。

  ◇  ◇

 広島は3点を追う七回、1点返してなお無死一、二塁で末包から両外国人と、大きなチャンスを迎えた。結果は末包が三振。後続も倒れたのだが、新井監督の“未来にかける”思いは伝わってきた。

 この場面、末包に代打を送り、バントから同点を狙う策もあっただろう。しかし将来、広島打線の中軸にと期待を寄せる末包には、難敵・東との真っ向勝負を挑ませた。

 5度、ファウルした末の空振り三振。しかしバットを内側から出せるようになってきており、前の打席では右方向へ二塁打、この打席でも変化球への対応に成長が見られた。打ち取られ、天を仰いだ悔しさは、近い将来晴らす日が必ず来ると感じた。

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