広島・新井監督、途中交代の秋山は「右のふくらはぎを痛めた。明日は厳しいです」 連敗止まらずドローのチームに追い打ち
「中日ドラゴンズ3-3広島東洋カープ」(11日、バンテリンドーム)
延長12回の末、今季3度目の引き分け。
広島は序盤に先行されるも2点を追う七回に堂林の5号2ランで同点に追いついた。投手陣は先発・野村の後、7投手が無失点リレー。
新井貴浩監督は「ビハインドから、連敗中でビジターでみんなよく頑張って引き分けによく持ち込んだと思います」と選手たちをねぎらった。
七回の堂林の本塁打は1死一、三塁から盗塁アウト後に打った。
「落ち着いてましたね。スライダースライダーとボールになって一発で真っすぐを完璧なホームランだった。崇司(上本)も本当に粘って、マット(デビッドソン)もつないでくれた」
九回無死一塁ではバントをせず強気に上本に強行させた。
「強気というか、(マルティネスは)防御率0・00の投手だから、あそこで送りバントで大盛に打ってくださいはなかなか難しい。崇司がつないでくれて、打ってセカンドアウトになって。崇司が一塁に残ってくれればこちらが作戦を考えられる。その代わりゲッツーになっても自分が出しているサインなので気にしなくていい。リスクを覚悟しないとリターンは得られない」
リリーフが無失点リレーと奮闘した。
「(先発の野村)祐輔もね、いきなり先頭を打ち取った当たりがああなったりとか不運があった。しっかり粘ってくれた。後からいったブルペンもほんといいピッチングでみんなでつないでくれた。明日につながるみんなで頑張って勝ち取った引き分けじゃないかなと思います」
秋山が三回の守備から交代した。
「右のふくらはぎをちょっと痛めて、大事と取って交代した。あとは明日の検査待ち。(明日の出場は?)厳しいです。箇所がふくらはぎ。無理はさせられない」
首位・阪神とは6ゲーム差に開いた。