広島・新井監督「すごく価値のある引き分け」西川の復帰見通しも言及
「広島東洋カープ0-0横浜DeNAベイスターズ」(3日、マツダスタジアム)
床田対バウアーの投手戦は両軍譲らず延長十二回引き分けに終わった。
広島・新井貴浩監督は無失点リレーをつないだ投手陣について「よく頑張った。トコ(床田)もナイスピッチングだった。ブルペンもすごく頑張ってくれました。本当によく守って引き分けにしたと思います。残り試合が少なくなっていく中で勝率っていう部分を考えるとすごく価値のある引き分けだったと思います」と高く評価した。
特に先発の床田は9回無失点。「本当に素晴らしいピッチングだった。勝ちをつけてあげたかったんですけど何もいうことない素晴らしいピッチングでした」
打線はバウアーと4回目の対戦だったが10回を無得点に封じ込まれた。「相手も対戦が増えてくる中でこちらを研究してくる。きょうも変わった配球をしていた。長いシーズンを何度も対戦していくんである意味、いたちごっこ的なところがある」
延長十一回は代打・松山の安打から代走・大盛の盗塁などで好機をつくった。「大盛もよく走った。しびれる場面で2死からよくスタートを切ったと思います。守備でもたくさんいいプレーあった。(七回無死一塁の)大和のゲッツーの時も向こうはエンドランだったですけど、捕ってすぐ二塁送球と攻めてる。羽月も攻めた。結果的に送球はハーフバウンドになったんですけど(田中)コウスケもよくカバーした。若手が攻めていって経験のある中堅の選手がフォローしてくれている。本当にいい引き分けだった」
菊池はスタメンを外れた。「ある程度休みを与えながら。もちろん出てほしいのはやまやまなんだけどケアしながら休ませられるときは休ませたい。別に悪くなったわけではない」
2軍では西川が練習。「いま確認している段階なのでこれが順調にいけば(1軍復帰は)来週あたりになると思います」
阪神とは1・5ゲーム差に開いた。