広島が4年ぶり10連勝で首位浮上!新井監督の信念采配、9回は前日危険球退場の栗林で逃げ切り 床田が9勝目

 5回、生還した堂林を迎える新井監督(撮影・田中太一)
 7回、勝ち越し適時打を放つ会沢(撮影・田中太一)
 先発し、投げ込む床田(撮影・田中太一)
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 「広島東洋カープ4-1東京ヤクルトスワローズ」(27日、マツダスタジアム)

 広島が競り勝ち、4年ぶりの10連勝。敗れた阪神と入れ替わって首位に浮上し、貯金14とした。阪神とは6月5日に9ゲーム差あったが、大型連勝で追い抜いた。

 先発・床田が力投した。厳しい暑さとも戦う中で、八回途中1失点。八回は1死、丸山の打席で左手を伸ばすような仕草をみせ、アクシデントにより交代。つった可能性もあり97球で降板となったが、9勝目を飾った。

 ただ、代わったターリーがこのイニングを無失点に抑え、1点リードを死守。3点リードとなった九回は前日、青木への頭部死球で危険球退場した栗林で逃げ切った。

 打線は会沢が五回に先制適時打。再び同点となった七回にも会沢の適時打で勝ち越した。会沢の複数打点は今季初となった。八回は堂林の適時打で2点を追加した。

 マツダでのヤクルト戦は今季9戦全勝。貯金14も4年ぶりとなった。

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