広島・新井監督 デビッドソンに代打・松山「もう、そういう時期じゃないかな」

 「広島東洋カープ3-1中日ドラゴンズ」(23日、マツダスタジアム)

 広島は先発の大瀬良が7回1失点の好投。八回は島内、九回は栗林が締めて今季初の7連勝。首位阪神とはゲーム差なしのままとなった。

 新井貴浩監督は「今日も全員で勝ち取った勝利だったと思います。選手が勝負どころというのを分かってくれていると思いますし、後から出る選手も自分の役割というのをしっかり分かってくれた上で準備ができているというところじゃないでしょうかね」と選手をたたえた。

 先発の大瀬良は約1カ月ぶりの勝利投手。

 「今日もナイスピッチングでした。立ち上がりから、今日は本人も本調子ではなかったと思うけど、それでも要所を締めながら、素晴らしいピッチングだったと思います。なかなか開幕してから、ずっといいピッチングをしてくれているんですけど、援護ができずに、本人も苦しかったと思うんですけど、また次も期待したいと思います」

 2点リードの九回に栗林を投入した。

 「次の週から6連戦がずっと続きますので、矢崎も昨日投げていますし、なるべく疲労を分散させたいという意図があって、今日は栗林にいってもらいました」

 小園を開幕戦以来となる1番に起用。

 「いろいろ仕掛けていきたいな、動かしていきたいなというところでね。今の彼にとって居心地がいい場所なのかなと思って。まぁでもずっと1番で起用するわけじゃないんで。今日に限っては彼が一番居心地がいいのかなと思って。あとは打線全体の絡みというところで」

 六回1死満塁でデビッドソンに代打松山を送り追加点をもぎ取った。

 「(大瀬良)大地に勝ちをつけてあげたいというのもあったし、大地も本調子でなかったと思うけど粘って粘っていい投球をしていたので、次の1点がすごく大事だなと思っていたので、だからあそこは勝負をかけました。今言ったように、時期的なものもあると思うね。もう、そういう時期じゃないかな」

 今後も栗林の守護神起用について「6連戦がずっと続くから、こういった競った展開が多いので。でも行くときは3連投、4連投、時期的に行かないといけないときもあると思うので、その前にやっておきたいというのがあるので。矢崎にもそれは伝えているし、勝負かけるときは何連投も行ってもらわないと行けないから、そうなる前に疲労を分散させたい。栗林の状態も上がっているし、先のことも考えながらという感じかな」

 25日からはマツダスタジアムでヤクルト3連戦が待つ。

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