広島が1点差逃げ切り 同一カード3連敗阻止 西川の3ランを継投で死守

 6回、中日打線を三者凡退に抑え、走ってベンチへ戻る栗林(撮影・田中太一)
 先発し、投げ込む森(撮影・田中太一)
 3回、安打を放つ森(撮影・田中太一)
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 「中日2-3広島」(9日、バンテリンドーム)

 広島が連敗を2で止め、同一カード3連敗を阻止した。

 打線は三回、先頭の森がプロ初安打となる左前打で出塁。2死一塁で秋山が右前打でつなぎ、4番・西川がフルカウントから涌井の150キロをたたいて右翼スタンドへ8号3ラン。4日・阪神戦以来5試合ぶりの一発で、涌井からは今季3本目のアーチとなった。

 先発・森は5回66球、5安打1失点。五回に代打・福田へソロを浴びたが、最少失点にとどめた。

 六回は、この日27歳の誕生日を迎えた栗林が“バースデー登板”に臨み、三者凡退。最速は154キロを計測するなど、力強い投球で細川、ビシエド、石川昂と相手のクリーンアップを封じた。七回は3番手・中崎が代打・高橋周に適時打を許して1点差に迫られるも、同点は阻止。その後は継投で逃げ切った。

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