広島・森 初黒星 三回まで持ち味発揮もオスナに被弾4回3失点 新井監督「彼は抑えても打たれても勉強」次回も起用へ

 「ヤクルト4-2広島」(2日、神宮球場)

 失投が黒星に直結した。白球が左中間席の最前列で弾むと、広島・森は視線をグラウンドに落とした。最も避けなければならない本塁打での失点。オスナに浴びた逆転3ランを悔やんだ。

 「ストライクからボールへの意識で投げたんですけど、少し甘く入りました」

 1-0の四回1死一、二塁。初球のカットボールが真ん中に入った。前打者の中村に四球を与えた直後の1球で指先が乱れた。

 4回3安打3失点で喫したプロ初黒星。それでも三回までは持ち味を存分に発揮した。初回は153キロを計測。カットボールやチェンジアップの制球力もあり、山田からは2三振を奪った。

 先発は九里、大瀬良、床田、森下の4人が軸。現時点では日曜日と木曜日の2つが競争枠だ。新井監督は「前回の初先発より球は良かった。彼は抑えても打たれても勉強。また次の登板、期待したい」と話したことから、左腕は次回も1軍で起用される見込みだ。

 今季2度目の先発で自身2連勝はならず。「真っすぐ自体は良くなってきている。継続させて、ゾーンの中で(勝負する投球を)もっともっとやっていかないといけない」。収穫も課題もあった64球。次回登板での白星につなげたい。

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