広島が西武に完敗 交流戦は9勝9敗の勝率5割フィニッシュ 17年以来の勝ち越しならず

 5回、外崎に死球を当て帽子をとる河野(撮影・田中太一)
 スタンドのファンにあいさつするため整列する新井監督(撮影・田中太一)
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 「広島4-11西武」(18日、マツダスタジアム)

 広島は中盤以降に失点を重ねて西武に敗れ、同一カード3連勝を逃した。交流戦は9勝9敗の勝率5割で終え、2017年以来の交流戦勝ち越しはならなかった。

 プロ初先発に臨んだ河野は5回を投げて4安打5失点。初回に3点の援護をもらうも、四回に長谷川に2ランを浴びて1点差に迫られると、続く五回に捕まった。

 1死から1番・源田に右翼線への三塁打。続く鈴木の左犠飛で同点となった。3番・外崎に死球を与え、渡部に真ん中高めストレートを左翼スタンドに運ばれ、2ランを被弾。手痛い一発を許して、試合をひっくり返された。七回は、この回の途中から森が今季初登板。しかし外崎に2ランを浴びてリードを広げられた。

 打線は初回に相手の失策も絡んで3点を先制した。しかし二回以降は相手先発・平良の前に無得点。八回は2番手・佐藤隼から坂倉が左前適時打を放って1点を返すも、後続が封じられた。

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