広島が北別府氏に弔い星捧げる 床田が完封、末包と堂林が今季チーム初2者連続弾

 1回、三者凡退に打ち取り、グラブをたたきながらベンチへ戻る床田(撮影・田中太一)
 5回、先制ソロを放つ末包(撮影・田中太一)
 5回、ソロを放つ堂林(撮影・田中太一)
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 「広島2-0西武」(16日、マツダスタジアム)

 広島は投打がかみ合って西武に快勝。この日、逝去した球団OBの北別府学氏へささげる勝利となった。

 先発・床田が好投で相手打線を寄せ付けなかった。序盤からテンポよく腕を振って流れを渡さない。九回もマウンドに上がり、昨年5月10日・阪神戦(甲子園)以来となる完封勝利で6勝目を飾った。

 打線は相手先発・隅田の前に四回まで無得点に封じられていたが、五回先頭の末包が今季初本塁打。2ストライクと追い込まれながら、3球目の148キロをバックスクリーンへ付き刺した。続く堂林も右中間へ3号ソロをたたき込み、今季チーム初の2者連続弾で床田を援護した。

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