カープ遠藤 不振の坂本に痛恨悲弾 直前の打撃で指にしびれ→自身対巨人戦5連敗

 「巨人5-4広島」(28日、東京ドーム)

 広島・遠藤淳志投手(24)にとって悔やんでも悔やみきれない1球になった。2点リードの四回2死一、三塁。外角高めに浮いたチェンジアップを坂本に左翼ポール際まで運ばれる逆転3ランにされた。

 三回までは危なげなく無失点で抑えていた。異変は四回1死から岡本和に四球を与えた場面で明らかになった。会沢が心配そうにマウンドへ向かい、三塁ベンチを見る。慌てて横山投手コーチが飛び出し、遠藤は治療のためベンチへ戻った。

 実はその前の攻撃で、横川の内角カットボールに詰まって遊ゴロを打った際に指がしびれていた。

 「カーブの外れ方がおかしいなと思って、ちょっと時間を取りたかった。(感覚は)多少は戻ったんですけど、やっぱりリリースの押し込み、力強さが初回よりかはなかったかなと思います」

 1点でも追加点をの思いで必死にバットを振ったことが裏目に。投球に悪影響を及ぼしてしまった。

 「次はあるか分からないですけど、同じ失敗をしないように。自分の不注意で。競った場面で気を付けてやれたら」

 5回3失点で3敗目。これで巨人戦は20年11月4日の完投勝利を最後に5連敗。カード頭の先発は首脳陣の期待の表れだったが、応えられず最後まで神妙な面持ちだった。

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