カープ床田が復活!村神様KK斬り 昨年8月以来の公式戦で6回無失点「自信にはなるかな」
「ヤクルト1-0広島」(1日、神宮球場)
広島・床田寛樹投手(28)が復活の6回無失点。昨年8月のDeNA戦で右足首を骨折して以来の公式戦だったが、ブランクを感じさせない投球。特に村上には2打席連続三振と圧倒した。
両軍無得点の四回2死二塁。ピンチで相手主砲を迎えても動じることはなかった。2球で追い込むと最後はツーシームで空振り三振。ピンチを脱した。
「ピンチでオープン戦では粘れなかったので、本番でしっかり粘れたっていうのは自分自身、自信にはなるかなと思います」
オープン戦では防御率8・10と打ち込まれる場面が目立った。不安を残しての開幕だったが、3月30日、神宮のブルペンで調整をしたとき、ガラリと変身した。「今年一番良かったです。新井監督からもベース板で強いと言ってもらえた」と自信を取り戻し本番に臨んだ。
この日はMAX150キロの速球を中心にツーシームを有効に使い三回までパーフェクト。四、五、六回と走者を背負ったが、粘りきった。
「開き直っていくしかないと、最後のブルペンで良かったので、そのまま出そうと思いました。ちょっとホッとしてます」
骨折の要因となった打席も問題なく一塁まで走れた。勝ち星こそ手にすることはできなかったが、床田自身は満点の初登板になった。





