広島・新外国人のデビッドソンが入団会見 メジャー通算54本塁打の右の大砲「新たな旅、楽しみ」
広島の新外国人、マット・デビッドソン内野手(31)=前アスレチックス傘下3A=が26日、マツダスタジアムで入団会見に臨んだ。
メジャー通算54本塁打の右の長距離砲は、スーツ姿で登場。「とても興奮しています。(日本で)新たな旅が始まることを楽しみにしている。持ち味は打撃、長打力と経験豊富なところ」と笑顔を浮かべつつ胸を張った。
デビッドソンは、2013年にダイヤモンドバックスでメジャー初昇格を果たし、ホワイトソックス在籍時の17年は26本、18年は20本と2年連続で2桁本塁打を記録。昨季の3Aでは86試合に出場して32本塁打、66打点で打率・310と好成績を残した。
チームは昨季、5位に終わった。チーム打率はリーグトップの・257だった一方、本塁打数がリーグ4位の91本にとどまったことも一因となった。課題の長打力不足解消へ、新助っ人の爆発力に期待が高まる。
◆マット・デビッドソン(Matt Davidson) 1991年3月26日生まれ、31歳。米国カリフォルニア州出身。190センチ、104キロ。右投げ右打ち。内野手。2009年にユカイパ高からドラフト1巡目でダイヤモンドバックス入団。13年メジャーデビュー。メジャーで17年から2年連続20発。投手でも通算6試合で登板。メジャー通算成績は311試合で打率.220、54本塁打、157打点。3A通算163発を含めマイナー通算226発。