カープ西川龍馬 キャリアハイへ変革宣言 背番号だけじゃない「色んな意味で変わろうと」
広島・西川龍馬外野手(27)は3日、来季に向けて『変わる』をテーマに臨む考えを明かした。すでに背番号を『63』から『5』に変更。体のケアからバットの形など、さまざまな変化を受け入れてキャリアハイの成績を目指す。この日は広島市南区の『ほねつぎ一休さん』宇品店で行われたイベントに参加。約80人のファンとふれ合った。
8年目となる来季へ向けて西川は変化を求める。
「何かを変えてみようかなと。色んな意味で変わろうと思っていて、成績もそうだし、色んな、それこそバットだったり細かい部分もいろいろ」
今季は故障離脱もあり97試合の出場にとどまったが打率・315、10本塁打、53打点の成績を残した。それでも「満足した数字は残せてない」と納得はしていないという。
オフにはバット工場に自ら足を運び、グリップなどさまざまな形状のものをリクエストした。
「色んな形を試してみたい。いいのがあれば使おうかなと。(狙いは打率と長打力)両方ですね」
目指すはキャリアハイ。打撃3部門の自己最高は打率・315、16本塁打、64打点。
「自分が納得いく数字が出せればいい。チームで一番になって、そしたら(チーム)成績も良くなってくる。下の子も付いてくる。発言よりもプレーで、数字で引っ張っていけたら。ああだこうだ言うのは好きじゃない」
今オフには取得した国内FA権を行使せず残留を決めた。より一層、やらなければの思いが強くなった。
「コンディションが整ったらできる。それなりの数字は残せる自信はある。じゃないとやっていかれへんし」
23年は背番号5で暴れまくるつもりだ。