広島 石原慶幸コーチ 監督からの打診に「選択権はなかった」3年ぶり復帰に「恩返しを」
広島の来季1軍バッテリーコーチに就任する石原慶幸氏が29日、マツダスタジアムで就任会見に臨んだ。
「責任感というか身が引き締まる思いです。監督から電話がありました。その際に監督をすることになったからやるようにと言われました。だから選択権はなかったですね」
3年ぶりのカープ復帰となる。
「やはり19年間、カープで現役生活を送らせていただきましたし、なにか恩返しをしていこうという気持ちもありました。悩むこともなかった。恩返ししていこうと思いました」
石原氏は県岐阜商から東北福祉大を経て2001年のドラフト4位で広島に入団。強肩強打の捕手として長く活躍。18年には史上最年長となる38歳8カ月で1000安打を達成した。
2020年に現役を引退。引退後はデイリースポーツの評論家を務めた。