5位転落の広島 河田監督代行 逆転3ラン被弾の村上に「相手が上だった」

 6回、投手交代を告げる河田監督代行(撮影・開出牧)
 9回、中前打を放ちプロ通算1500試合出場を達成しボードを掲げる代打・長野(撮影・開出牧)
 試合後、悔しさをにじませながら引き揚げる森下(撮影・開出牧)
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 「ヤクルト5-4広島」(23日、神宮球場)

 広島は初回にマクブルームの3ランで先制。先発の森下は四、五回に失点したがリードを守ったまま五回で降板。六回には会沢の犠飛で2点差に突き放した。

 ところが六回に2番手のケムナが1死一、二塁で村上を迎えたところで3番手に島内を投入するも逆転3ランを浴びた。今季3度目の5連敗でワーストの借金7、5位転落となった。

 河田雄祐監督代行は「向こうの中継ぎもそんなに調子よくなさそうだったが。あそこで、ケムナいってみたり島内いってみたりしたんだけど、結果負けてしまったので。初回の羽月のスチールにしろ、セカンドで仕掛ける感じにしろ。うまくいっているところもあり。あそこで(走者が)たまってしまったところでドカンだったので。あそこは島内も思いきり投げて、真っ向勝負にいったなかでやられた。きょうはやられたけど、この次やりかえすという気持ちを忘れないでいてほしい」

 村上に対してあえて右腕を起用したのは今季2打席2三振の相性を重視したから。「投手コーチからもそういう話があって。よしここでいこうかと。初球からいいボール投げていたが仕留められちゃって。相手が上だった」

 マクブルームの一発で流れを呼び込んだかに見えた。「いい感じになったし。森下があんな感じになったんだけど、ちょっと球数が増えて。あいつがいなくなるとやばいことになるんで(笑)。100球手前だったし、代えたほうがいいということで代えた」

 森下のアクシデントについては「マメがあるんじゃないか。投手はつきものでしょう。120(球)、130投げていればそのくらいは。(佐々岡)監督に(指揮を)渡す前に森下が投げられないとさせちゃうと申し訳ないし。だから投手コーチと話して、あそこで交代になった」

 試合前には秋山が登録抹消となった。「一応、熱が上がっちゃったということなので。いけても(次の)広島なんじゃないか。いけても。陰性だったみたいなんだけど、PCRして」

 苦しい戦いが続く。「なんとか、とにかくしのぐしかない。投手も頑張ってくれているしね。情けないという感じじゃないし。みんな必死こいて頑張っている。ゲームは勝敗がつくもの。負けたら力がないので。また頑張ってくれるでしょう」

 24日は九里が先発する。

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