広島 日曜日のマクブルームだ4安打 来日2度目「状態変わらず、いい」
「DeNA3-4広島」(26日、横浜スタジアム)
日曜日のこの男はちょっと違う。広島のマクブルームが4打数4安打の乱れ打ちだ。
ハイライトは1点を追う六回1死二、三塁。そこまで打線は京山の前に苦しめられてきたが、1ボールからの外寄り148キロを捉えると、右翼・蝦名の頭上を越える逆転の2点二塁打にした。
「ああいう場面で一番重要なのはリラックスして、こちらからバタバタするのではなく、とにかく甘い球がきたらいいスイングをする。それができた」
二回に中前打、四回に遊撃内野安打、八回にもエスコバーから左前打で5月8日・DeNA戦以来となる来日2度目の4安打だ。実はこの日も日曜日。日曜日は49打数14安打の打率・286、8打点、4本塁打と数字が跳ね上がる。“サンデーライアン”だ。
「状態は変わらず、いいと思っている」
ヒーローにはなり損ねたが、5連勝に大きく貢献。本拠地に戻り28日から首位・ヤクルト、2位・巨人との6連戦へ向かう。
「スワローズはタフなチーム。素晴らしいチームだと思うけど、自分たちも負けないぐらいいいチームになっている。とにかく自分たちの野球を。いい結果を導き出すということに集中したい」
絶好調の4番が上位いじめに向かう。