広島・森浦“八回の男”死守だ 14戦連続0封さらに伸ばす!栗林へのバトン任せろ

 広島の森浦大輔投手(23)が13日、連続無失点試合継続に意欲を示した。現在は14試合連続無失点中で、安定感ある投球から勝ち試合の八回を任されている。開幕からのチームの課題は守護神・栗林へのつなぎ役を確立させること。スコアボードに0を刻み続けて“八回の男”を守り、チームを白星へと導いていく。

 安定感ある投球で“八回の男”を勝ち取った。森浦だ。防御率は0・69で、4月28日のヤクルト戦から続く連続無失点試合は、14試合に伸びた。その記録をさらに伸ばし、チームに貢献する思いを言葉に変えた。

 「(役割は)監督が決めることなので選手で決められない。与えられたところでしっかり0点に抑えて帰るのが仕事。0点を目指して投げていきたい」

 5月22日の中日戦から勝ち試合での八回を任されている。好調の要因はカーブを投げきれるようになったことで、10日の西武戦では栗山に対して2球連続で投じ、二ゴロに仕留めた場面もあった。

 「カーブも使えるようになってきたので、チェンジアップにそこまで頼らなくてもいい。バランスよく投げていきたい」

 軸となる直球とチェンジアップにも手応えがある。そこにカーブを交えることで、投球の幅が広がり、的を絞らせにくくなった。

 チームは開幕から八回に苦しんでおり、イニング別失点ではワーストの42失点を喫している。左腕が結果を残し続ければ、勝利への道はグッと近づく。

 17日、敵地でのヤクルト戦からリーグ戦が再開する。「まず1勝。ヤクルト戦の初戦を取れたら」。勝利のバトンを守護神へと渡し、笑顔で試合を終えてみせる。

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