広島九里が五回途中6失点で今季最短KO 同点に追いついた直後に勝ち越し許す

 3回、マーティンの適時打を打たれカバーに走る九里(撮影・立川洋一郎)
 5回、エチェバリアを迎えたところで交代を告げられベンチへ引き揚げる九里(撮影・立川洋一郎)
 5回、エチェバリアを迎えたところで交代を告げられ途中降板する九里(撮影・立川洋一郎)
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 「広島-ロッテ」(26日、マツダスタジアム)

 先発した広島の九里亜蓮投手(30)が、今季最短でKOされた。4回1/3を投げて8安打6失点(自責点5)で、自らの役割を果たすことはできなかった。

 1点リードの二回、レアードに逆転2ランを浴びると、三回はマーティンの適時打で1点を献上した。味方が四回に同点に追いついたが、直後の五回に相手打線に捕まった。

 1死一、三塁からレアードと角中の連続適時打、さらにエチェバリアの左犠飛。一気に3点を勝ち越され、佐々岡監督がベンチを出て交代を告げた。初回こそ三者凡退だったものの、中盤にかけて球数を費やした。五回途中で97球だった球数が苦心の投球を物語っていた。

 この日が今季9試合の先発。ここまで全ての登板で五回を投げ切っていた中、無念のKOとなった。

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