栗林投げられず-広島悪夢の逆転サヨナラ負け 佐々岡監督「投げられない理由あった」

9回、サヨナラを許したターリー(左)=撮影・高石航平
9回、岡本和に四球を与えたところで降板する遠藤
練習中に佐々岡監督(左)と言葉を交わす栗林(撮影・高石航平)
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 「巨人3-2広島」(17日、宇都宮清原球場)

 広島は悪夢の逆転サヨナラ負けで痛い1敗を喫した。九回を先発・遠藤に託したが、無死満塁のピンチを招いて降板。代わったターリーが連打を浴びてゲームセットとなった。

 試合後、佐々岡監督は栗林について「きょうは栗林に投げられない理由があったから、九回も遠藤に任せたということです」と説明。九回途中、中継で広島のブルペンが映し出されていたが準備していたのはターリーと森浦。栗林が準備する様子はなかった。

 「きょう栗林を投げさせるというのはなかった。あれだけの投球をしていたので、遠藤に任せたということです」と佐々岡監督は明かした。それだけに2点リードの八回1死満塁の場面では、遠藤をそのまま打席に送り、結果は遊ゴロ併殺打となって追加点を奪えず。栗林が投げられない状態だっただけに、ベンチの打つ手は限られていた。

 明日以降については「まだ分からない」と佐々岡監督。球団トレーナーは「コンディション不良がありました」と語り、今後の登板については「不透明ですので、明日以降の状態を見てになると思います」と現状を説明した。

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