広島 アンダーソンが五回まで完全投球 巨人戦で来日初登板初先発

 4回を三者凡退に退け笑顔でベンチへ戻る広島・アンダーソン(撮影・立川洋一郎)
 巨人打線を相手に力投する先発の広島・アンダーソン(撮影・立川洋一郎)
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 「広島-巨人」(5日、マツダスタジアム)

 来日初登板初先発となった広島の新外国人、ドリュー・アンダーソン投手(28)=前レンジャーズ=が快投を披露している。五回を終えて、初回から打者15人連続アウトで7奪三振と完璧な投球で巨人打線を翻弄(ほんろう)している。

 注目の初回は先頭の香月を152キロ直球で見逃し三振に斬り、続く広岡も152キロでバットの空を切らせた。2死から迎えたポランコにはチェンジアップで空振り三振を奪い、二回は前日本塁打を放った4番・岡本和を3球三振でねじ伏せた。

 4者連続三振と圧巻の立ち上がりを示し、5番・丸を左飛、6番・ウォーカーも空振り三振。三回と四回はいずれも1つずつ三振を奪って三者凡退に料理した。五回も岡本和、丸、ウォーカーを全て外野フライに打ち取ってスコアボードに5つの「0」を並べた。

 アンダーソンはウエスタン・リーグでは3試合に投げ1勝0敗、防御率3・24。4月9日・阪神戦では6者連続三振を含む6回9奪三振1失点。前回4月28日の同ソフトバンク戦では、打席に入った際に頭部死球を受けたが大事には至らなかった。

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