広島・森下 無傷3連勝で鯉党沸かせる 17日、観客入場制限撤廃後初の本拠地登板

 広島・森下暢仁投手(24)が14日、本拠地のファンへ快投を誓った。17日の中日戦(マツダ)に先発予定で、観客の入場制限が解けた本拠地での公式戦登板はプロ入り初となる。開幕から抜群の安定感を示している背番号18。無傷の今季3勝目を挙げて、大観衆を熱狂させてみせる。

 赤く染まったスタンドが普段以上の力を与えてくれる。勝負どころでの拍手が背中を押してくれる。観客の上限が撤廃された今季。森下は地元ファンの後押しを受けて上がるマウンドに向け、気持ちを引き締めた。「応援してもらえるので頑張りたいと思います」。鯉党の期待に、最高の結果で応えていく。

 19年度ドラフト1位で入団。コロナ禍の影響で満員の本拠地での登板は経験していない。オープン戦は2万人以上の前で登板したが、シーズンでは違った緊張感も生まれるはず。先発予定の17日は日曜日と、多くの観衆動員が見込まれる舞台も追い風になりそうだ。

 中日戦は2日に先発した前々回以来、今季2度目。その際は7回2失点と好投するも勝敗は付かなかった。「去年も走られて今年も走られたので、そういうところをケアしていけたら」と相手の機動力に警戒心を強めた。

 前回9日・阪神戦では完投勝利に加え4打点と打撃でも勝利に貢献。開幕から自身3試合連続でQS(6回以上自責点3以下)を達成しており、安定感が際立つ。この日はマツダスタジアムに隣接する室内練習場で調整した。目指すはもちろん、本業のさらなる良化。「打つことよりピッチングがいい内容になったらな、と思っています」と森下。大観衆を沸かせる準備は整った。

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