広島ドラ6・末包 “誠也効果”で2安打 電話で助言「考え過ぎず」&「大空に」

 「広島春季キャンプ」(20日、沖縄)

 “誠也効果”だ。広島のドラフト6位・末包昇大外野手(25)=大阪ガス=が20日、シート打撃で2安打を記録した。九里の直球を中前にはじき返し、森下のカーブは右前へ運んだ。電話で鈴木誠からアドバイスを受け、中堅方向をイメージする打撃が結果に結び付いてきた。

 「徐々に良くはなっています。甘い球を逃さずに、っていうところでは悪くはないかなと思います」

 休養日だった18日に宇草を通じて鈴木誠と電話で話した。「深く考え過ぎずセンターへ、センターへ」「もっと大空に打とうよ」などの言葉を掛けられた。さらに2安打した19日・巨人との練習試合後にも再び直電しアドバイスを求めた。

 「試合を見てくださっていたみたいで、ヒットになれば、それはOKだからと。あまり体をレフト方向にめくらずに、センターにというイメージというのも言われました」

 この日の打撃練習では「大空へ!」と、大声を出しながらスイング。誠也の言葉を実践しながら振り込んだ。

 「いいクセが練習で固まっていけば、試合でもいいクセが出ると思う」。紅白戦、練習試合と実戦4試合全てで4番起用されている。右の大砲は、前4番の助言を胸に刻み、さらなる成長曲線を描いていく。

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