広島・二俣&持丸が栗林撃ち 育成2人鋭い打球で猛アピール

シート打撃で三塁打を放つ持丸(撮影・立川洋一郎)
 シート打撃で安打を放つ二俣
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 「広島春季キャンプ」(17日、沖縄)

 鋭い打球でアピールした。広島のともに育成の持丸泰輝捕手(20)と、二俣翔一捕手(19)だ。シート打撃で、それぞれ栗林から安打を記録した。

 持丸は2度目の対戦時だった。1死二塁の設定で打席に立ち、右中間を破る三塁打を放った。「自信にもなりますし、栗林さんくらいの人の球をはじき返せたら、他の投手にも自信を持ってスイングができると思う」と充実感を漂わせた。

 二俣は初対戦で2球目のカーブを中前へ運んだ。初球もカーブを投じられた中、2球連続は想定していなかったが「止まってしっかり振れた」と対応力を示した。

 2人とも、今季中の支配下登録を目指してグラウンドに立ち続けている。朝山打撃コーチは「まだまだ、やることはたくさんあるけど、強く振れる。いいものを出してくれている」と期待。1軍キャンプに抜てきされ、課題に一つ一つ取り組み成長を続ける。守護神から響かせた快音は、大きな自信になったはずだ。

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