広島の2年目・大道 シート打撃でリベンジ投 打者8人に1安打
「広島春季キャンプ」(17日、沖縄)
2年目の大道温貴投手が雨の中、シート打撃に登板し、打者8人に対して1安打1奪三振と好投した。
12日の紅白戦では3回5安打3失点と打ち込まれた。異例ともいえる実戦から実戦形式練習に臨んだが、きっちり修正してみせた。
「きょうはピシャリといきたかったんで少し力を入れて投げました。カーブを多めに投げたいなというのがあったんですけど、ストレートの走りが良かったんで、もうちょっとカーブを入れたかったんですけど真っすぐでいっちゃいました」
持ち味であるストレートはもちろん、落差のあるカーブも効果的だった。
「真っすぐの勢いは変えたくないので真っすぐメインには変わりないのですが、そこに緩急があれば、幅を広げるということに関してはカーブが有効なのかなと思います」
現状では先発か中継ぎが起用法は定まっていない。
「やっぱり難しいところ。自分が調子を保っていって、与えられたところで投げられたらなと思う。自分のコンディションをきょうぐらいのところまで常にもっていけるように調整していくだけ」
ポジションを求めて、実戦で結果を残していくだけだ。