広島ドラ1・黒原が全力投球解禁 キャンプに向けて「出遅れないように」
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広島のドラフト1位・黒原拓未投手(関学大)が26日、廿日市市大野練習場での合同自主トレでブルペンに入った。捕手を座らせ、変化球を交えて40球を投げた。
「きょうは全力投球をした。10割の力で投げ問題ない体になっている。キャンプに向けていい感じでできています」。充実感いっぱいに汗をぬぐった。
捕手を座らせての投球は、この日で3度目だった。前日25日の自主練習で、同2位・森(三菱重工West)や同5位・松本(ホンダ鈴鹿)に受けた助言で微調整したフォームも実を結び「すごくいい感じで投げられたのは2人のおかげです」と感謝した。
春季キャンプは1軍参加が決定。残りの準備期間はわずかだ。「キャンプで出遅れないように意識を持ってやりたい」。間もなく臨む戦いへ向けて、力を込めた。