広島・ケムナ ソフトバンク武田と合同自主トレ「カーブ学べたら」

 広島のケムナ誠投手(26)が24日、来年1月に宮崎市内でソフトバンク・武田とともに自主トレを行うことを明かし、落差の大きい“武田カーブ”の習得を目指すことを誓った。来季の目標には50試合以上登板と防御率3点以下を掲げ、セットアッパー定着を狙う。

 来季のさらなる飛躍に向け、南国の地で研さんを積む。ケムナが来年1月にソフトバンク・武田と合同自主トレを行うことを明かした。2学年上の先輩とは同じ宮崎育ちで、以前から交流がある。昨オフは新型コロナウイルス感染拡大防止のために実施できなかったが、2年ぶりに開催が決まった。

 「翔太さん(武田)と一緒に練習して、いろいろと試せれば」

 17年にはWBC日本代表に選出されるなど、通算63勝を誇る武田。持ち味は縦に大きく割れるカーブだ。150キロ超の直球を軸に投球を組み立てるケムナにとって、武田の代名詞ともいえる遅球を習得し、磨きをかけることができれば、投球の幅が広がり、大きな武器となる。「自分のカーブとどう違うのか、握り方などを学べたら」と意気込んだ。

 今季は開幕1軍をつかみ取り、2年連続で40試合に登板。2勝2敗12ホールド、防御率4・58だった。シーズン後半は奮闘したが、勝利の方程式の一角を担うことができなかった思いがある。

 「春から1軍にいられるように。50試合以上投げ、防御率は3点以下に抑え、八回を狙いたい」とセットアッパー定着に意欲を示した右腕。“武田カーブ”を習得し、レベルアップを図る。

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