広島・坂倉がスカパー「サヨナラ賞」受賞
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セ・パ両リーグが14日、9月度の「スカパー!サヨナラ賞」を発表した。セ・リーグは広島の坂倉将吾捕手(23)が初受賞した。「初めてですし、何よりチームの勝ちに貢献できたことを第一にうれしく思います。その中でこういう賞をいただけたことが自分の野球人生にとってすごくいいことではないかなと思います」と喜んだ。
対象となったのは9月7日の中日戦(マツダ)。3-7の4点ビハインドで迎えた九回。2死から連続タイムリーで2点差に迫ると、なお一、二塁の場面で右越えに逆転サヨナラとなる10号3ランを放った。
チームは103試合目で今季初のマツダスタジアムでのサヨナラ劇。坂倉もこの試合で規定打席に到達し、即首位打者に躍り出るなど自身にとっても思い出深い一日となった。
残りは10試合。13日現在、打率はリーグ3位となる・3160をマークしており、・319でトップに立つ同僚の鈴木誠らと首位打者を争っている。「チーム内にいることがすごくいい相乗効果というか、そういうのが生まれるんじゃないかなと思う。取りあえず負けずに頑張りたいです」と、自身初となるタイトル獲得に向けて意気込みを語った。