広島・佐々岡監督 栗林25セーブに「あとは30」「勝ち試合でつなげないと」
「DeNA2-3広島」(25日、横浜スタジアム)
広島が接戦を制して2連勝した。
先発した高橋昂は三回に2失点するものの、その後は粘り強く投げ6回6安打2失点。七回以降は島内、ケムナ、栗林とつなぎ、リードを守った。
九回に登板した栗林は先頭への四球から1死一、二塁のピンチを招くものの後続を打ち取り25セーブ目を手にした。右腕は03年の永川が持つ球団の新人最多セーブ記録に並んだ。
打線は六回に会沢の3号ソロで勝ち越した。また、2試合連続で猛打賞を記録した小園がプロ初の規定打席に到達した。
試合後の佐々岡監督の主な一問一答は下記の通り。
-最少得点を七回からの3投手がつないで守り切った。
「七回の島内からケムナ…。七回は考えるところがあった中で、島内も候補。先頭に四球を出したけれど、制球で崩れることが少なくなってきているので、こういう展開で任せた。自信にしてほしい」
-栗林は球団の新人記録の25セーブに到達した。
「1つ目標としていた中でね。あとは30(セーブ)というのも。1つでも多く記録してほしい。そのためには勝ち試合でつなげないといけない」。
-先発した高橋昂は不安定ながらも試合をつくった。
「前回の(反省)というところもった中で、そこからしっかり腕を振った中で粘り強く。確かに、不安定なところもありましたけど、そこはうまく会沢が引っ張ってくれた」
-小園が規定打席に達した。
「本当よく頑張っている。落ちかけた中でも昨日、今日と、らしいヒットも出ている。ひとつ成長しているところだし、自信にして。まだまだ残り試合で打率も上げられたらね。それを励みになるだろうし」