【安仁屋宗八氏の眼】広島・玉村は収穫を自信に 攻めの姿勢をこれからも

 「広島0-5巨人」(23日、マツダスタジアム)

 先発した玉村昇悟投手(20)はプロワーストの3被弾を浴び、6回5安打5失点(自責3)で降板した。デイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏は「次回につながる投球だった」と評価した。

  ◇  ◇

 玉村は次回の登板へつながる投球だった。結果を見れば6回5安打5失点(自責点3)。3本塁打を許した。失点したことを反省しながら、収穫だった点を自信にしてほしい。

 左右を問わず、打者の内角に投げ込めたことが良かった。四回、ウィーラーから見逃し三振を奪った膝元の直球は、まさにその代表だ。思い切り腕が振れていたし「投げ切るんだ」という気持ちも表れていた。

 まだ2年目。ローテで言えば5、6番手だ。抑え続けることが求められるが、結果だけにこだわり自分の良さを消してはいけない。スピードガンでは測れない、球のキレが魅力だ。攻める姿をこれからも見たい。

 小園にも触れておきたい。早ければ24日からのDeNA3連戦で規定打席に到達する。キャンプを2軍でスタートし開幕1軍も逃した。今は必死さがひしひしと伝わってくる。守備、走塁の手も抜いていない。若手の躍動はチームの刺激になるだけに、残り試合でも気後れせずプレーしてほしい。

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