広島、今季13回目完封負け 貧打深刻20イニング連続無得点 借金は今季最大17

選手交代を告げにベンチを出る佐々岡監督(撮影・立川洋一郎)
6回、満塁のチャンスで中飛に倒れ、力なくベンチへ向かう坂倉(撮影・立川洋一郎)
6回、右前打を放つ小園(撮影・立川洋一郎)
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 「広島0-5巨人」(23日、マツダスタジアム)

 最下位に低迷する広島が2試合連続、今季13回目の完封負けで2連敗。借金は今季最大の「17」に膨らんだ。21日の巨人戦の七回から20イニング連続無得点。これで6試合連続2得点以下と深刻な得点力不足に陥っている。

 打線が巨人先発・高橋の前に6回までわずか3安打無得点。六回は2死満塁の好機をつかんだが坂倉が中飛に倒れて凡退した。

 先発した高卒2年目左腕の玉村はプロワーストの3被弾を浴び、6回5安打5失点(自責3)でKO。二回2死一塁から中田に高め直球を捉えられ、左中間に先制の2ラン。三回には先頭の高橋の投ゴロを悪送球。自らのエラーで出塁を許すと2死三塁から坂本に左越え2ランを許した。四、五回は無失点に切り抜けたが、六回1死からウィーラーにも中越えソロを浴びた。

 9月8日の中日戦から3試合連続被弾。7月2日の阪神戦以来、7戦連続未勝利、自身4連敗で7敗目を喫した。

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