1軍復帰の広島バッテリー活躍 石原慶幸氏「会沢の立ち居振る舞いに安心感を感じた」

 「広島5-0阪神」(29日、マツダスタジアム)

 広島が首位阪神に3連勝した。この日1軍に昇格した床田が6回5安打無失点で今季2勝目。同じくこの日1軍に上がった会沢が先発マスクをかぶり、4投手による完封リレーを引き出した。デイリースポーツ評論家の石原慶幸氏(41)は会沢のグラウンドでの立ち居振る舞いに「安心感を感じた」と語った。

 ◇ ◇

 5月以来の先発となった床田は直球が素晴らしかった。150キロ近いスピードが出ていたし、ゆったりとしたフォームから彼本来のキレのある球をしっかりと投げ込めていた。昨季途中あたりからなかなかスピードが上がらず、球速が出たとしても打者にミートされることも多かったが、この日の投球を見る感じでは、まだまだ余力がありそうで、もっとスピードも出そうな印象を受けた。

 2軍での調整中は悔しい思いもあったとは思うが、いい状態で再び1軍に戻ってこられたのは、本人の頑張りがあったから。次回の登板が楽しみだし、後半戦で期待したい投手の一人でもある。

 先発マスクをかぶった会沢は4投手による完封リレーを引き出した。球を受ける姿、立ち居振る舞いを見て、改めて感じたのは安心感だ。実力、実績を兼ね添えた選手だけにチームメートから寄せられる信頼も厚い。投手陣にとっても投球だけでなく、精神的な面でも大きな助けになってくれるだろう。

 チームは4連勝で4位タイに浮上した。相手どうこうではなく、とにかく勝ち続けていくしかない状況ではあるが、それでも首位阪神を3タテできたことは大きい。より勢いをつけて今後の戦いに臨んでほしい。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス