広島の石原がうれしいマツダ1号 初のお立ち台であいさつ「2年目の石原です」

8回、左越えに2号ソロを放ち歓喜の表情で生還する石原(撮影・飯室逸平)
8回、石原は左越えにソロを放つ(撮影・山口登)
8回、石原はソロを放ち鈴木誠(中央)らナインに迎えられる(撮影・山口登)
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 「広島6-4阪神」(27日、マツダスタジアム)

 広島の石原貴規捕手が“マツダスタジアム1号”を放ち、でっかい仕事をやってのけた。

 5-4の八回だ。先頭打者として代打出場すると、及川の速球を捉えて左翼席へ突き刺した。直前の守備でコルニエルが2失点し、リードはわずか1点になっていた。通算2本目、マツダスタジアムでは初となるアーチが、守護神・栗林の背中を大きく押したことは間違いない。

 試合後は勝利投手となった大瀬良とともに、初めてお立ち台に上がり、初々しく「2年目の石原です」とファンにあいさつした。

 本塁打について聞かれると「すごく良い感触で振り抜けたので、入ってくれと思った」と振り返り、本拠地での1号については「やっぱり広島のファンの前で打てたのはうれしかった」と白い歯をこぼした。

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