広島・佐々岡監督「森下らしい」と評価 後半へ「必ず巻き返して前半戦の埋め合わせを」

4連勝を飾り、森下(中央)をねぎらう佐々岡監督(88)=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
7回、右前打を放つ坂倉=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
4回、レフトオーバーの二塁打を放つ鈴木誠=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
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 「広島2-0中日」(14日、マツダスタジアム)

 広島が今季初の4連勝で前半戦を終えた。

 先発した森下は要所を締める投球。0-0の二回1死二、三塁ではギアを一段上げて阿部を空振り三振。最後は木下拓を中飛に打ち取り無失点で切り抜けた。三回以降も安定感があった。前回登板から中9日で迎えた登板を8回5安打無失点で終えた。

 九回に登板した守護神のドラフト1位・栗林(トヨタ自動車)も1回無失点。今季2度目となった“侍リレー”で白星を手繰り寄せた。

 打線は柳の前に苦しみながら、小園が一発回答。0-0の四回1死で1号右越えソロを放った。

 試合後の佐々岡監督の一問一答は下記の通り。

 -森下が好投した。

 「ナイスピッチング。立ち上がりが、この3試合初回に点取られたりして。初回をしっかり抑えられた。そこが波に乗っていけたというところ。こういう試合展開で粘り強い、森下らしいピッチングだった」

 -攻撃では小園、林が活躍した。

 「柳投手も丁寧に低めに投げて、打ちあぐんでいたんですけど、小園の一発は大きかったですし、あと1点欲しいという展開の中で八回、林もね。その前の凡打、三振等あった中でね、よく打ったなと。大きな1点になりました」

 -良い形で前半戦を終えた。

 「最後4連勝で締めくくった。リフレッシュ期間になりますけども、なんかもったいない感じになってきましたけど。選手たちはこの期間中、もう一度ね、見直して後半戦巻き返すという気持ちを持って戦っていきたい」

 -3本柱で同一カード3連勝した。

 「大地にしろ九里にしろ、森下も。この3人は変わりなくやってもらわないと困りますし。大道とか若い選手が入ってきた中でね。この3連戦のように先発がゲームをつくった中での攻撃。ピッチャー中心の守る野球からの打撃っていうのを後半戦も続けていきたい。そうすればウチらしい野球ができると思いますし。必ず、巻き返して前半戦の埋め合わせをしたい」

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