広島が逆転勝ち 代打・長野の勝ち越し2ランに佐々岡監督「最高の結果」
「広島5-3DeNA」(8日、マツダスタジアム)
広島が逆転で勝利を収めた。
一発攻勢だった。0-3の二回に林の4号2ランで反撃体勢を整えると、3-3の八回には、代打・長野の2号2ランで勝ち越しに成功した。
投手陣は中継ぎが無失点リレー。先発の高橋昂が4回8安打3失点で降板後、ケムナが2回をピシャリ。コルニエル、フランスアとつなぎ、九回はドラフト1位・栗林(トヨタ自動車)が試合を締めた。栗林は17セーブ目。
試合後の佐々岡監督の主な一問一答は下記の通り。
-長野について。
「ああいう場面でしっかりと、初球から捉えてくれて、最高の結果になった」
-スタメンは若手中心。長野らがベンチにいるのは心強い。
「きょうみたいに、後ろに代打でベテランの力は必要になってくるだろうし、一発で仕留めてくれる。大きいですね」
-高橋昂については。
「修正ができてないというかね、高いし逆球が多いし、フォームもバラバラで、ばらつきがある。だから早めの継投をした」
-きょうは大雨が降った。
「3年前もこういう被害が出て、熱海とかこの時期いろんな被害があったら僕らも悲しい。こういうときこそ野球で盛り上げて、また広島の今回の大雨できょう来られなかった人もいると思うんですけど、勝つことが一番元気になると思うんで、また良い試合をして、みんなに元気、勇気をあげられるように頑張りたい」