広島が今季ワーストタイの借金16 大瀬良は今季最短3回6失点、2度のリード守れず

 8回、投手交代を告げる佐々岡監督(撮影・開出牧)
 8回、岡本和(後方)に勝ち越しの3ランを打たれぼう然とする森浦(撮影・開出牧)
 3回6失点と巨人打線にKOされた大瀬良(撮影・佐藤厚)
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 「巨人11-8広島」(29日、東京ドーム)

 広島は投手陣が打ち込まれ、カード初戦を黒星で終えた。先発した大瀬良は2度のリードを守れず、今季最短の3回6安打6失点で降板した。

 2-0の初回は岡本和に22号2ランを被弾。4-2の三回は丸、岡本和、坂本の中軸に3者連続適時打を浴びるなどして4点を失った。

 大瀬良は「前回登板で試合の入りが良くなかったので意識して入りました。悪くなかったのですが点を取ってもらった後にこれまでと同じような結果になってしまい、何とか粘りたかったのですが」と言葉を紡いだ。

 8-7の八回は、ドラフト2位・森浦(天理大)が2死から乱れた。四死球で2死一、二塁とすると、丸に同点の中前適時打を浴び、岡本和にこの試合2本目の本塁打となる23号勝ち越し3ランを許した。

 この黒星で借金は今季ワーストタイの「16」になった。

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