広島・長野が今季初アーチ 巻き返しに意欲「この位置にいるようなチームじゃない」
「広島11-5中日」(26日、マツダスタジアム)
広島の長野久義外野手が、勝利を手繰り寄せる一発を放った。3点リードの7回2死一、二塁で代打で打席に立つと、左翼席へ今季1号となる左越え3ラン。リードを6点に広げた。
「2死から龍馬(西川)と貴規(石原)がつないでくれた。打てて良かった」
5月には新型コロナウイルスの陽性判定を受けた。「体は元気だった」。1軍復帰は22日のこと。約1カ月、戦列を離れていた。
36歳の活躍はチーム浮上には欠かせない。黒星が先行し、下位に低迷するものの、長野は「これからも貢献できるように頑張ります。この位置にいるようなチームじゃないし、まだまだ上を目指してみんなで頑張っていきたい」と力を込めた。