広島・大瀬良「悔しい」今季最短4回6失点で2敗目 佐々岡監督は次回登板に期待

3回、日本ハム・近藤(右)に2ランを浴び、打球の行方を見つめる広島・大瀬良=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
3回を投げ終えて5失点。ベンチへ戻り表情を硬くする広島・大瀬良=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
日本ハム打線を相手に力投する先発の広島・大瀬良=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
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 「広島3-7日本ハム」(1日、マツダスタジアム)

 先発した広島の大瀬良大地投手(29)は、今季最短となる4回6安打6失点で降板し、2敗目を喫した。

 初回に渡辺に2ランを浴びるなど3点を失うと、三回には1死一塁から近藤に右越え2ランを許し、四回にも追加点を与えた。「悔しいピッチングになった」と肩を落とした。

 右ふくらはぎの故障から復帰した5月18日以来となる約2週間ぶりの登板だったが、復帰星を飾ることはできなかった。「初回に3点を取られてしまって流れを向こうに与えてしまった。やってはいけないことをやってしまったので悔しい」と表情を曇らせた。

 佐々岡監督は「なかなかピリッとしていなかった。打たれたところは甘いところに集まった。腕が振れていない分、真っすぐも変化球もね」と厳しい表情。それでも、「責任感が強い男。悔しい気持ちがあると思うし、投手陣の主将でもある。(大瀬良が)勝てばチームも乗っていけると思う」とここまでチームを勝利に導いたエースに奮起を促し、次回登板へ期待を寄せた。

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