広島・大瀬良「100%でできた」2軍で復帰登板 納得の5回3失点

中日戦に登板した大瀬良
中日戦に登板し、中村奨(右)と言葉を交わす大瀬良
中日戦に登板した大瀬良
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 「ウエスタン、広島2-3中日」(11日、由宇球場)

 広島の大瀬良大地投手が復帰登板を5回、75球を投げ6安打3失点で終えた。

 三回を3者連続三振で終えるなど、三回まで完全投球。四回は先頭・渡辺からの3連打で満塁のピンチを背負うと、1死満塁から平田の二ゴロの間に1点を失った。続く2死一、三塁では堂上に左前適時打を浴びた。五回は郡司に内角の速球をはじき返され、左越えソロで加点を許した。最速は147キロだった。

 復帰戦を終え「もう少しこわごわになるかなと思っていたけど。突発的な動きだったりもクリアできた。何も問題なく、不安なく終えられた。いろんな動きを100%でできた」と充実した表情。失点した四、五回については「結果も頼むと言われたら首を振って違う配球でいっていたところもある。それで打たれたかもしれませんが。別にそこ(失点は)気にしてないです」と振り返った。

 4月15日・阪神戦(甲子園)での試合前練習で下半身の違和感を訴え、先発予定だった翌16日・中日戦での登板を回避。その後、広島市内の病院で検査を受け「右腓腹筋挫傷」と診断されチームを離脱した。

 復帰登板で状態の良さを確認できた。1軍合流について問われると「あとは首脳陣の考えだと思う」と話し、続けて「僕自身、不安は何もない。行く気で、勝手に思っています」と力を込めた。早ければ18日から始まる巨人、阪神との週からの再合流に意欲を示した。

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