広島・羽月の評価が上昇中「自分のプレースタイルをしっかり理解」石原慶幸氏も絶賛

 「広島10-1DeNA」(27日、マツダスタジアム)

 広島が16安打10得点でDeNAに圧勝。先発・森下が8回1失点で今季3勝目。2番の羽月はプロ初の猛打賞となる3安打3打点の活躍を見せた。デイリースポーツ評論家の石原慶幸氏(41)は羽月について「自分のプレースタイルを貫き通しているところが素晴らしい」と絶賛した。

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 2連敗していた中での登板となった森下は前回のヤクルト戦(20日)と比べて逆球も少なくなり、フォームの微調整もうまくできていたように感じた。打線も序盤に大量得点。しかも、坂倉が先制打を放ち、森下自身もタイムリーを放った。バッテリーとしても理想的な展開で、気持ちも乗っていけたと思う。

 森下にとっては、まだまだ理想とする内容ではなかったかもしれないが、いい兆しは見えていた。自身の連敗を止められたことは大きかったし、チームも9連戦の初戦を、リリーフ陣を温存して勝つことができた。価値ある1勝となった。

 攻撃陣で印象に残ったのは羽月。このところ、つなぎ役として、うまくチームにフィットしており、得点に絡むシーンが目立つ。

 彼に求められているのは小技。送りバントを器用に決め、俊足を生かしたセーフティーバントで相手を揺さぶり、アウトになるにしてもファウルで粘って球数を多く投げさせる。前回の巨人戦では前進守備の三遊間へしぶとく流し打つ場面も見られた。自分のプレースタイルをしっかりと理解し、それを貫き通しているところが彼の素晴らしいところだ。

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