広島、西川の好走塁で先制 前日、右膝負傷で交代も元気いっぱい

1回、松山の適時打で激走する広島・西川=横浜スタジアム(撮影・高石航平)
1回、左前に先制打を放つ松山(撮影・金田祐二)
1回、左前に先制適時打を放つ広島・松山=横浜(撮影・金田祐二)
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 「DeNA-広島」(2日、横浜スタジアム)

 広島の西川龍馬外野手が全力疾走で先制点をもたらした。

 初回2死二塁だ。松山の三遊間を抜けた左前への打球に、二塁を好スタート。三塁を勢いよく回ると、スピードを落とすことなく本塁を駆け抜けた。

 前日1日の阪神戦で負傷交代していた。八回の三ゴロで、一塁手・大山と激突し右膝を押さえるようなしぐさをして倒れ込んだ。直後、チーム関係者に肩を抱かれながらベンチに下がった。その後はアイシング治療などを受けた。タクシーへは、右足を引きずりながらも自力で歩き「大丈夫、たぶん」といって乗り込んだ。

 開幕から3番を担う。全力疾走を見る限り、コンディションに問題はなさそうだ。

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