広島・矢崎、変身アピール!“残り3枠”開幕ローテ 直球から変化球で緩急自在

 広島・矢崎拓也投手(26)が8日、先発予定の9日・阪神戦(甲子園)で自身初の開幕ローテ入りに向けてアピールを誓った。「今までやってきたことをやるだけ」と静かに闘志を燃やした。

 開幕ローテは開幕投手・大瀬良、九里、森下が決定。残り3枠を巡り、野村、遠藤、床田、中村祐らと争っている状況だ。開幕までわずかとなった登板機会で結果を残すことが求められている。

 サバイバルレースを勝ち抜くため、これまでの直球でグイグイ押すスタイルからシフトチェンジを図り、変化球を織り交ぜながらストライク先行の投球を目指している。

 昨季は6試合に登板して0勝0敗、防御率は9・39。直球を張られて痛打された苦い経験がある。「相手も真っすぐしか来ないと思っている。そう思われているうちは、変化球でカウントを取ったりできるし、自分が有利になるので」。反省を生かし、的を絞らせないように投球に変化を加える。

 マツダスタジアムで行われた指名練習で調整を終えると、「結果は後から付いてくる。今自分ができることをやっていきたい」と力を込めた。プロ5年目の右腕が虎退治で一気に開幕ローテの座をたぐり寄せる。

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