広島・森下「手応えはあった」貫禄の4回無安打無失点

 先発して4回を投げ、無安打無失点の好投を見せた広島・森下(撮影・立川洋一郎)
 先発しヤクルト打線を相手に力投する広島・森下(撮影・立川洋一郎)
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 「オープン戦、広島2-0ヤクルト」(7日、マツダスタジアム)

 昨季の新人王がさすがの貫禄を示した。先発した広島の森下暢仁投手(23)が51球を投げ、4回無安打無失点に抑えた。「しっかりとした球を投げられているなという手応えはあった。開幕に向けてもう一段階レベルを上げられるようにしたい」と表情を緩めた。

 初回、二回を三者凡退。三回に先頭の浜田の遊ゴロを田中広が失策し、初めて走者を出したが、1死一塁から古賀の投ゴロを素早く二塁に送球。好フィールディングで併殺に仕留めた。「自分も助かるので、そういうところでミスがないようにしっかりとやっていきたい」と振り返った。

 持ち味であるカーブが効果的に決まり、また新球種であるツーシームも2、3球試投した。「苦しくなったときに使える球になってくれたらいい。自分の持ち球の一つになってくれたら」と完全習得を目指す右腕が新たな武器を携えて好投を続けていく。

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