「広島2軍春季キャンプ」(2日、日南)
広島・野村祐輔投手(31)が初めてブルペン入りし、順調な滑り出しを見せた。「フォームを確認しながら。シンプルに右(半身)に乗せたモノを左にロスなく体重移動できるように」という意識で、直球のみを30球を投げた。
昨年10月に「右鎖骨下静脈血栓症除去術」を受けたため、キャンプはプロ10年目で初の2軍スタートとなっているが「今のところ問題なくきている」と納得顔。「今どれくらいできるか、確認して」とキャンプのテーマを掲げ「しっかりフォームを固めたい」と意気込んだ。実績十分の右腕が、着実に歩みを進めていく。