広島・一岡、12月に異例打撃投手 10年目の来季へ危機感「力が同じなら若い方が使われる」

 広島の一岡竜司投手が19日、廿日市市の大野練習場で自主トレし、今年の“投げ納め”をした。

 若手の韮沢などを相手に打撃投手を務めた。軽めながら、一般的にこの時期に打者に投げるのは珍しい。それでも右腕は表情を変えず力を込める。「ブルペンにも入っていました」。肩の状態を維持し、来年2月1日から始まる春季キャンプを万全の状態で臨むのが狙いだ。

 今季は0勝1敗1セーブ、防御率6・23。19試合登板は14年のカープ移籍後、最も少ない数字だった。来季は節目の10年目になる。「力が同じなら年が若い方が使われる」。塹江やケムナ、島内らが台頭した今季。危機感を胸に、充実したオフを過ごしている。

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